STORY / bon voyage!
「非統合型リゾート ≒ 僕たちのリ・ソート」
海山に隠された西の果ての街、佐世保につくられたこの客室にもサウナを設けたこのホテルには、垂直統合なコンセプトは存在しません。
汽笛、アメリカ、潮風、野良猫、クレーン、君が代…
この街とサウナをこよなく愛する私たちが無限とも思える雑談の果てに流れ着いたこの街をより深く味わうために、ただただ、そこにあってほしい機能を、自由と開放を、ユーモアとQRコードを、そしてサウナをただただ、ちりばめたお部屋とルーフトップ。
兎にも角にも私たちのこの街とこのホテル、このサウナの写真をご覧いただき、その組み合わせをご堪能くださいませ。
願わくば、旅先の候補としてピン留め頂くこと、いつの日かお会いできることを衷心より楽しみにしております。 最後に、何を血迷ったかこんな時代にスタートする、みなさまと我々でつくる行き当たりばったりの航海の無事( = 滞りなき借入返済)を祈念して。
良き旅を。
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ATTENTION / I'm Sorry ...
このホテルが「リゾート」という言葉から想起される、ともすれば予定調和なイメージの破壊と創造に作用することがあったとすれば、それは私達の存外の喜びです。 そして僅かな心苦しさと共にこれもまたお伝えせねばならぬのは、多くを期待を頂くには私たちのホテルは、とても親切とは言えないということです。
テレビも無ェ、ラジオも無ェ、エレベーターもフロントも無ェ(以下割愛)、でも、お住まいの方々はいる…古いRCのマンションをリノベーションしています。 そうです、滞在中は、時折挟み込まれる営みの風景、音、佐世保のリアルライフと積極的/消極的共存を図っていただくことになります。その状況をも赦し、愉しめるか(そのためのGOODSは用意したつもり、日々アップデート中)。
つまり宿泊者さまのユーモアと思いやりに多くを委ねざるを得ないということを、甘えと期待のまさに平衡より、あるいは、分断の時代へのアンチテーゼという名の開き直りとともにお詫び申し上げます。
Yamamoto bld.
「街への没入」を企図し、海辺の倉庫街、万津6区にある古マンションをリノベーションした佐世保を象徴する「海( Blue )」、「山( Green )」、「街( Gray )」の3色の名を冠した3室限定のアジール。 一方の室内はベッドルーム、バスルーム、サウナ、インナーテラス、ロフト、トイレが一体化した広くて解放的すぎるオープンワンルーム。 温湿度、光環境をIoT制御し ( 準備中!) 、質の高い眠りを導く寝具をセレクト。やたら数字と横文字だらけで恐縮ですが、むしろ金銭的余裕さえあれば、私たちが永住したいくらいのソレとなっております。
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Rooms
Blue
基地ならではの狭い湾口を、ゆっくりと船が入ってくる。限りなく透明に近いかもしれない港のブルーを北欧から届いたキャビンサウナのガラス越しに感じてほしい。贅沢なひとりぼっち、ふたりぼっちのための元401号室。
Green
山に囲まれ隠されたモイスチャーなこの街みたいな常緑の中にあって、その絶妙な温度と湿度をミストサウナで確かめたい。中央の大ぶりなテーブルを囲んで食事と会話が愉しめる仲間のための元402号室。
Gray
港からわずかな平地を越え、山を這うように林立する灰色の構造物。海と山、基地と平和、アメリカと日本の狭間で、白黒つけられない迷い、逡巡、葛藤のグレイゾーンは、図らずとも最も広い元301号室。
roof top / 西果てサウナ
手前味噌ながらユートピアの如くなこちらのルーフトップエリア、我々は西果てサウナ、あるいは、RE CUE( リキュー )と呼んでおります。インダストリアルな茶室を設けており、、以下割愛。
RE SORTにご宿泊の皆様は滞在中、ご自由にお使いいただけるエリアです。ご存じの通りエストニアやフィンランドではサウナこそが真のコミュニケーションの場として、、以下省略。もし他のお客様とご一緒になられましたら、存分に愛とユーモアを重ねあっていただければと。